○○カード

投稿者: | 2024年3月23日

世の中カードブームなのかというくらい、秋葉原にいると中古カードショップが多い。
今何件くらいあるんでしょうね。
紙に印刷して価値を出す商売を始めた某氏はやっぱり凄いよな、と。
とはいえ、自分も最近集めてるからなぁ……コレクターではないのでショップは行かないけど。
自分の場合はトレーディングカードではなくいわゆる公営系のカードを出掛ける理由にしているわけですが、ダムカード(水資源機構他)、IKEカード(東京都)、KAWAカード(東京都)、山カード(長野県)です。

ダムカードは公営系の先駆けですかね。
このカードを集めている人は多そうです。
現地の管理事務所などでの配付が多いので、土休日での取得しづらいのが難点か。
自分の場合、『関東ふれあいのみち』の過程で貰ってしまったのが運の尽き。
全国を目標にするとほぼ無理なので、関東を対象にしています。
「ダム=山」なので自分の趣味に合ったのも良かったんですかね。

IKEカードは都内の防災用調節池を紹介する物。
ダムカードについて調べていたときに貯水池ということで一緒に紹介されていたので興味を持ちました。
都内で完結されるので、休日の軽いお出かけネタとして始めました。
都内の水害、防災について知見が進んだのはカード企画者の意図に見事にはまりましたな。
元々湿地帯の多かった都内の自然を、都市部でありながら感じられるという変わった企画でした。
とりあえず現在発行中のものはコンプリート。
配付終了していたものが一つだけあったので買ってしまいましたが……これだからコレクターって奴は…

KAWAカードはIKEカードを集めているときに存在を知った物。
元々調節池と川って一緒ですしね。
都内の川限定なので、距離があっても20キロ程度なので歩くのには丁度良いかと始めました。
都内は川沿いに道が整備されているので歩きやすいのも幸いしてます。
まあ、カードを貰うだけだったら川を歩く必要はないのですが、そこはこだわりです。

山カードは北アルプス登山中に長野県警の方から頂いたのがきっかけ。
爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へ向かっていた時だったか。
じゃあ、自分が登った北アルプスの山々(コンプリート)だけでも集めようかと始めたんですが、山シーズンオンリーなうえに、配布場所は稜線の山小屋か、登山指導所など。
比較的手に入れやすい観光協会なんかは瞬殺されるし、開始時期もはっきりしないので結局うまく集められませんでした。
いつの間にか配付終了しているっぽくて、今後再開されるのかされないのか……コンプリートは難しそうですね。

特に集めたりしていませんが、こんなものまあるのかと感心したものをいくつかご紹介。

マンホールカード。知り合いが集めていました。デザインマンホールとかの話題とかニュースでも取り上げられたりしたので全国区。公営系ですね。

橋カード。秩父の道の駅で見かけたもの。どうやら秩父地域の代表的な橋をロケーションにした地域もののようで、他の地域でも似たようなものはあるいたいですが町おこし系だろうか。秩父を歩くという意味ではそのうち集めるかも。

棚田カード。いわゆる棚田がある場所で配付しているみたいですが、山を歩いていた時にどこかの観光協会で見かけた記憶。

城カード。城跡や城巡りの歴史系の人向けですね。これも町おこしの色彩が強いですが、販売物なので簡単なお土産といった様相。

基本的に集めることが目的ではなくて、そこに行くきっかけのアイテムとして集めているので歩ける場所、行くに値する場所と紐付いていないと集める気にはならないですね。
カードなんてそんなものだと思うのですが、世の中いろんなカードがあるんだなぁっと秋葉原のカードショップの範疇外のネタでした。