ロングバケーション(後半)

投稿者: | 2019年9月3日

前回に続き夏休みの山行き後半。

黒部五郎小屋から1日かけてどうしようかといったところなんですが、双六小屋までだと近いんですよね。
前回裏銀座を縦走したときは、三俣山荘から槍ヶ岳まで歩いたものの結構バテたのでちょっと無理して歩きたくない。
前回三俣蓮華岳の山バッジを買い損ねたので期待してたら、黒部五郎小屋に無かったので本来宿泊予定だった三俣山荘に寄り道してから双六小屋向かうということで、再度計画変更しました。

登り分岐
5時20分に登り始めて途中までは三俣蓮華岳直登のコースと一緒なのですが、結構登らされる。
分岐するとほぼ水平移動なので気分的には遠回り感は少ないかな。

残雪三俣山荘
途中、まだ残雪がありました。
山マップにも遅くまであるとありましが、8月下旬まで残ってるのね。
7時過ぎに無事三俣山荘に到着しました。

三俣蓮華岳へ三俣蓮華岳へ2
そして再度登り返しで、三俣蓮華岳はガスの中。
前回の縦走の時もガスで何も見えなかったんですよね。
もう少しで晴れそうな感じなんですが。

三俣蓮華岳
8時半過ぎに2,841mの三俣蓮華岳山頂に到着。
真っ白……

槍ヶ岳方面
しかし5分後にガス取れた~~~ぴかぴか(新しい)
時間に余裕があるから少し待つ気でいたけど、まさかこんなに早く晴れてくれるとはexclamation

黒部五郎岳方面鷲羽岳方面
四方八方完全に晴れました。
まさかここまで晴れると思ってなかったので小一時間山頂ではしゃいでました。

双六岳へ
続けて双六岳へ移動。
この区間は起伏も少ないし、こんなに楽しい歩きは久しぶり。
ガスが出てないとこんな景色だったんですねー

双六岳
10時40分に双六岳到着。
完全な快晴から少し雲が出てきましたが、眺めは十分。
楽しいっす。

双六岳2双六岳3
双六岳と言ったらやっぱりこの景色よねぇ。
槍ヶ岳に向かって歩く感じだけど、穂先は残念ながら隠れてしまいました。
綺麗な槍ヶ岳は難しい。

双六小屋へ双六小屋
12時に双六小屋に到着。
しかし、楽な行程と油断しすぎたのか水分補給不足で体調不良に。
夕飯時に食欲なくて、「ああ、これ高山病気味だわ」と分かったので、なんとか完食して横になりつつこまめに補水してました。

最悪体調が悪かったら新穂高に下山できるので、半分筋肉疲れもあるので、体調不良か単なる疲れか一晩中もんもんとしてました。

夜明け山映え
翌日は槍ヶ岳までゆっくり行きたかったので、朝食をお弁当にして5時の早立ち。
お天気はこの日も最高です。
荷物を背負ったら体調は大丈夫そうなので槍ヶ岳を敢行。
水分補給は大事よね。

西鎌尾根朝食
樅沢岳に登ったところで、西鎌尾根の景色の良さそうな所にあたりをつけて、現地に着いた時点で朝食。
雲一つ無いお天気が素晴らしい。

千丈乗越槍ヶ岳へ
千丈乗越からが長いんだよねぇ。
この長さに3000m峰の高さを実感します。

槍ヶ岳穂先へ
連日の歩きで足が疲れてるせいかかなりゆっくり登って、10時半にやっとのことで槍ヶ岳山荘に到着。
現金なもので、荷物を下ろしたら穂先に登りたくなる奴。
まあ、ここに来る人は皆そうだろうけどw

槍ヶ岳山頂西鎌尾根
11時無事3,180mの槍ヶ岳穂先を踏破。
ここまで来たのは2回目ですが、やっぱり空いてないとここには来たくないなぁ。
行列して山に登るのは趣味じゃないので。
今回はそこそこ空いていて堪能出来ました。

ヒュッテ大槍ヒュッテ大槍2
槍ヶ岳でのお泊まりはやっぱり飯ウマなヒュッテ大槍っすな。
東鎌尾根側に入りますが、翌日帰るにも少し近くなるしということでのチョイスです。

槍沢槍沢2
最終日は槍沢を下るだけでしたが、いつもの穂高、涸沢経由に比べてやっぱり長い……
今まではキレット越えしてたので、実は槍沢を下るのは初めてなんですよ。

槍沢ロッジ横尾へ
槍沢ロッジももっと近いのかと思ったら結構離れていて、槍沢から槍ヶ岳は自分には向かないや。
やっぱり新穂高から鏡平かな。
当分は登りたいと思わないだろうけど。
とりあえず上高地には13時に到着、やっぱり長かったです……

今年は長い夏休みが取れて良かった
次回、これだけの縦走が出来る日がいつくるか分からないけど、いい機会にいい天気で歩けました。
最初に大雨くらったけど。
自分でも結構多趣味な気がするけど無理の無い範囲で次回もやっていきましょう。

今回の歩行マップ
歩行マップ