道の駅からの散歩コースを探していたら、なんか良い感じの山コースが紹介されてました。
さすがに一般向けではないので、今回は番外編で道の駅「大滝温泉」を起点に山登りをしてきました。
前の週に北アルプスに行ったばかりなのに我ながら好きだよね。
ということでスタートは道の駅ですが、単に駐車場代わりですね。
涼しいうちに行きたいので現地7時過ぎの到着です。
少しだけ旧大滝村の中心落合地区を移動しますが、歩道の無い道を歩くのは結構怖い。
国道なので大型車も来るから基本右側通行。
普寛神社が見えてくると登山道へ向かう林道の入口です。
今回登る山はこの神社の奥院にも当たるので御朱印帳を用意したのですが、コロナ禍の影響で参拝禁止になってました。
むーん……道の駅歩きの時は復活してるといいなぁ…
さて道は舗装された林道ですが、結構急な坂道。
一部では苔が生えてて滑る……下りは気をつけねば。
途中、林道をショートカットするような感じで登山道が始まります。
秩父の低山だからと侮っていたら、かなりの細道で滑落すると結構危なそうな道でした。
元は修験の山らしいので。
途中から杉ノ峠に向かう林道になりますが、この林道も結構勾配がきつい。
大雨の影響で崩れている所もあるし、なかなか難儀な感じです。
杉ノ峠からは尾根歩きなのでそこまできつくない(気分的に)
登って緩やかになっての繰り返しなので、緩急をつけやすいんでしょうね。
息が上がったら落ち着いてみたいな登りが続きます。
登ってる最中に突如現れた送電鉄塔の遺物。
すぐ先に現行の鉄塔がありましたが、解体しないのね。
最初何物かと思いました。
この場所は休憩ポイントになっていて、ベンチなんかもありました。
全体的に案内も豊富だし歩きやすいです。
開けているので景色も一番良かったのがここかな?
右手には三峰口駅方面が、左手には滝沢ダムが見えました。
山頂近くになると痩せた岩場なんかもあったりするけど、登るぶんには鎖はいらないくらいです。
でも初心者のハイキングにはちょっと向かないかも。
一部を除けばそんなに悪い道じゃないんですけどね。
9時半に秩父御岳山の山頂に到着。
広くない山頂でしたが、誰もいないので有効に使わせていただきました。
祠付近に陣取ると雲取山、三峯神社の妙法ヶ岳がよく見えます。
正面には両神山の山容がデンと。
妙法ヶ岳に続く尾根の上に建物が見えるので、「あの辺りが三峯神社なんだなぁ」っと位置関係がよく分かりました。
いい山だ。
お帰りは戻るのはつまらないので反対側へ。
神社からくる本来の登山道は大規模崩落で通れないそうですが、途中の林道に抜ければ帰れるのでそちらから下ってみました。
とはいえ、スタートが良い感じの下りですわ。
林道に着くと後はのんびりと林道歩き。
結構なところまで林道で上がってこられるので、そういう意味では山の難易度は低いのかもしれませんね。
林道もあちこち崩れていて、一般の車は入れないので結局は歩かないといけないのですが、歩きやすさは段違いですね。
ただ、山登りとしては非常につまらなくなるかなぁ。
といことで12時に無事下ってきましたが、公共交通機関で来るとこのバス停が直近の模様。
三峯神社に行くバス以外も使えるのでそこそこ本数はあり。
今回は車の関係で同じ落合地区に降りてきましたが、公共交通機関なら三峰口駅方面に降りても良い感じですね。
ふと見つけた山登りでしたがなかなか楽しめる山でした。
次回はちゃんと道の駅歩きをしよう。
その前に別の山に行きたいかもw