大分涼しくなりましたね。
そろそろ紅葉時期かなぁ、と甲州街道の続きを歩いてみました。
結論を先に言うとちょっと早過ぎました。
さて、韮崎駅に着いてバスに乗ろうと思ったらとんでもないバス待ちの行列。
でも瑞牆山に向かう2番乗り場の人達のようで、自分が乗る3番乗り場は自分ともう1名だけ。
びびった。
後で調べたら瑞牆山って紅葉の名所なのね。
9時半に下教来石下に到着。
前回も諏訪神社までは歩いたので、今回は諏訪神社には寄らずそのまま向かいます。
いきなり台風の爪痕が。
とりあえず歩くだけなら問題はありませんでした。
今回の区間で意外だったのが、町中ではないものの現行の国道とは違う所に旧道があるところでしょうか。
そんなに離れてないのに自動車用に作り直したのかな?
ここはちょっと面白かった。
釜無川の手前を国道と反対側の川沿いに歩く所ですが、完全に廃道状態。
歩いた先の橋を渡ったら柵で閉鎖されてて「えーっ」ってなったけど、鍵が開いてて助かったわ。
どうやら通行止めではなく獣止めらしい。
ずっと旧道オンリーなので結構アップダウンありますな。
どこが最高峰なのか知らないのでひたすら上り歩き。
10時半に蔦木宿に到着。
宿場の入口は旧道の方でしたが中心は国道の辺りなんですね。
なんかそれっぽい雰囲気でした。
宿内に鎮守社の十五社はあったのでお参りは楽でしたが、参道が駐車場って……いいのか?
残念ながら無人なのでお参りだけです。
蔦木宿の出口近くに妙に曲がって元の国道に戻ってくる場所があるんですが、ここは枡形というのだそうな。
平坦な宿を外から見通せないようにするためのものだと解説がありました。
へー。
諏訪に向かう峠越えがあるので次の金沢宿まで結構遠い。
激しい峠道ではないものの、地味に登り続けるので疲れる。
登りきったところで一里塚がありました。
標高960m。
広々としてるけどやっぱりこの辺りは標高が高いですね。
ちょうど一番高い所に高規格の道路が通ってて全然山感はないですな。
後は諏訪に下っていくだけなんですが、電車や高速道路でも感じますが基本高原なんですね。
だだっ広い中を下って行くのですが、紅葉の山がよく見えました。
紅葉は2000mくらいじゃないとダメだったか……冬に見えるスキー場のリフトが動いてたので観光客向けに営業中の模様。
ちょっと行きたかったかも。
ぐっと下ってきて国道に合流したのに、もう一登り。
やっぱり川沿いは氾濫するから避けてるんですかね。
登ったところでまた一里塚がありました。
こちらの塚には作られた当時に植えられた木が生えてました。
そのまま残ってるのは結構珍しいんだそうな。
へー。
っていうか今回真面目に解説読んでるなw
13時20分に無事金沢宿に到着。
この区間かなり長いですが、途中にも集落が多くあったので泊まれたのかな?
まあ、普通に歩くぶんには十分な間隔ですけど。
最後に本陣跡の奥にある青柳神社に寄り道。
こちらも町中にあるけど無人です。
地方だとなかなか無理っすね。
街道歩きは原則現地調達なので遅めのご飯となりました。
その後に久しぶりの温泉と勇んでいったら臨時休業だとよ
マジか……連休ですぞ?
お帰りは青柳駅から。
普通電車しか止まらないので小淵沢まで移動して特急で帰ってきました。
さすがにこの区間は本数が少ないですが、バスに比べれば有り難いレベル。
ということで次回は最後の諏訪までの歩きになりますが、まあ『関東ふれあいのみち』もあるし来春かねぇ。
12月中に歩けるなら歩いちゃいたいけど、雪が降ったら厳しいかも。