前回雪山を堪能したので『関東ふれあいのみち』の続きです。
今回のルートは面倒くさい。
公共交通機関利用にこだわってやってますが、ご多分に漏れず茂木町の町内バスも廃止されてデマンドタクシーに転換されたようです。
しかしねぇ、この交通機関が余所者には非常に不親切。
一応町外の人も使えるのですが、事前に利用者登録しないと使えない。
そんなん、気まぐれで遊びに来た人は使わないでしょ
ということで、余所者はタクシーでも使えということらしい。
そもそも列車なんかで来ずに車で来いってことなんでしょうね。
真岡鉄道には申し訳ないですが。
前置きが長くなりましたが、真岡鉄道の利用も今回が最後です。
ボックスシートだったので車窓を楽しみながら終点の茂木駅へ。
今回は「ふるさとセンター茂木」まで歩くのですが、特にルートはないので極力平坦な最短ルートで向かう。
真岡鉄道の先に続くかつての国鉄計画線の跡地が歩道になってました。
鉄道線の路盤を転用しただけあって坂も緩やかで非常に歩きやすい。
調べたら最終的には長倉まで伸ばす予定で、その先が茨城交通の廃線+計画線で水戸まで繋がる予定だったみたいです。
前回乗ったバス路線がその名残だったのね。
距離だけならNo.21の時に歩いた谷間に入っていけばいいんだけど、始まる前から体力使いたくない。
なので車道優先で歩く。
とりあえず大瀬橋ですが、正式スタートはその下の「ふるさとセンター茂木」なので一応降りる。
我ながら律儀。
9時20分にスタート地点に到着。
駅から7キロ、1時間以上かかったわ。
那珂川を渡って振り返ると鎌倉山がよく見える。
丁度展望台の所が岩場なのね。
今回は分岐コースなのでそこを行き帰りでこなすことにします。
最初のルートは川沿いのルート。
とはいっても那珂川はほとんど見えないので単なる田舎歩きに近い。
ずっとこんな感じの田舎道歩きが続くのかと思ったら、途中から山道に変わって一瞬戸惑う。
山歩きするとは思わなかったので平地歩き装備だよ。
トレッキングシューズではあるけれど。
上まで登ると普通の道があって意外と広く普通に人も住んでたりする。
中途半端に平地が散在してるから自治体としては悩ましいですね。
眺めはそれなりに良かったです。
途中から那須烏山市に入りました。
ずっと車道歩きが続きますが、国見峠の手前で曲がって11時前に長峰ビジターセンターに到着。
一応コースのゴールになります。
何も見所がなかった……
少し早いですが奥の展望所でお昼ご飯。
もう少し展望があれば嬉しいかなぁ。
季節的に人が全くいないのは○。
帰りは分岐コースのもう一方を戻りました。
途中までは一緒ですが。
来る時スルーした木戸不動尊に寄り道してみました。
小さな祠かと思ったらデカかった。
岩の上にある祠にお参りする為に、手前にお堂があるって作りなのね。
途中、石畑と寺山の2箇所の棚田を見るようにコースが設定されてますが冬だといまいちw
これじゃ畑ですね。
木須川の洞門は作りから江戸時代のものかと思ったら大正期なのね。
意外と雑なのは官営じゃなくて集落主導のお手製だからかな?
寺山の棚田を見た後は大瀬橋に戻るだけなんですが、コースマップは旧道経由になっています。
ところがこの旧道、廃道になって久しいのか埋もれてます(写真忘れたorz
冬ならいいけど草が生える季節は無理っぽい。
多分マップの更新を忘れてるだけだと思うので、指導標通り県道をそのまま歩いた方が無難かと思います。
一応コースデータは両方置いときます。
ということで、分岐コースの合流地点に13時半に到着です。
—-追記—-
後日、別の用件で行く機会があったので写真を撮ってきました。季節は違いますが……
昔は一度登って分岐から下るコースだったようです。
登る道に入ると元の交差点があって、ガードレールの向こうに旧道が残っています。
こんな感じで埋もれてますが、舗装道なのでそれなりに歩けます。
新設の道路の関係で3メートルほどの高さで行き止まりますが、脇に人が歩ける道があります。
草の時期だとどうなるか分かりませんが。
—-追記(終)—-
コース設定上もう一度「ふるさとセンター茂木」まで戻ってきました。
ここから再び茂木駅まで7キロ歩きます。
今回歩いたよ……
15時に茂木の駅近くに着きましたが、今回青春18切符利用なので15時16分の列車に乗っても下館の接続が無い……関東鉄道へ行くにはいいんだけど…
15時49分の列車まで暇なのでなのでちょっと寄り道してきました。
まずは町中にある八雲神社。
例によって御朱印ですな。
茂木の町には何回も来たのでご挨拶。
もう一箇所、ふと見つけたお店。
この冬場にかき氷の看板が出ていたので物珍しくて見たら「日光初氷入荷」の文字。
ニュースとかでよくやる例の天然氷ですよ。
この日は気温も高かったし、歩いて暑かったのでおあつらえ向きと寄り道です。
小腕で300円だったけどそれでもこの盛り。
とちおとめをたっぷり使った本物のシロップがまた美味しかった。
削りにもこだわりのお店でした。
とにかく今回は距離が長くて疲れました。
次回もスタート地点の「長峰ビジターセンター」まで歩くかと思うと気が重い。
デマンド交通でも「会員制は公共交通とは違わないか?」と考えさせられた歩きでした。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
4:48 京浜東北線(大宮行) 4:52
上野
5:10 宇都宮線(宇都宮行) 6:25
小山
6:27 水戸線(勝田行) 6:48
下館
6:54 真岡鉄道(茂木行) 8:05
茂木
<帰りのお風呂>
今回は適当な所がありません。
<山バッジ>
今回はありません。