珍しい竹らしい(いにしえの文化のみち(群馬県No.20))

投稿者: | 2017年8月7日

前週に山に行ったばかりなのに出掛けたい病が発動して今回も出掛けることにしました。
でも天気予報では曇り。
大菩薩嶺でもそうでしたが見晴らしの良くない山ほどつまらないものもないので、今回は関東ふれあいの道の方を攻めます。
ちょうど短距離のどうでもいいコース(失礼だなw)なので最適です。

敷島駅駅名板
ということで敷島駅です。
この駅はSuicaが使えるので助かります。

華蔵寺バス停華蔵寺バス停2
敷島駅から5分ほど歩いた華蔵寺バス停が今回のスタート地点になります。
バスバスを使うほどじゃないですね。
8時5分にスタートです。

コース入口赤城神社
県道に沿って50m程歩くと赤城神社へ続く参道があってそこが実質的なコースの始まりですが、やたら立派な入口ですが神社自体は無人でした。
御朱印ならず残念。

コース途中子持山方面
しばらくは田舎道歩きといった面持ちですが、予想以上に晴れてて子持山方面もいい天気。
これなら普通の山に行けたかもと、この時点ではちょっと後悔しました。
今回は右手の高台に登るだけの簡単なお仕事なので気楽です。
その代わり気温が高いし途中給水は絶望的なので2リッターほど持参しました。

八幡宮八幡宮2
8時20分に撮影ポイントのキンメイチクがある八幡神社に到着。
えらく近くだったので拍子抜けしましたが今回見所がこれくらいしかないコースなので仕方ないですね。

キンメイチク境内
キンメイチクは竹の突然変異で節の間が黄色の筋が入っているそうな。
大変稀少な竹だそうだけどそうなの?
それと壮観な竹林のようなイメージを持ってたので境内の隅に生えてるだけなのが少し寂しいかな。

坂道へ坂道
神社を過ぎると徐々に上り坂になっていきます。
大した登りではないのですがやはり気温が高いと辛い。
登ってる最中に車の走行音がやたらと聞こえてきて狭い山道なので注意してたのに一向に来ない。
何なんだ?

関越道
登り切って理解しました。
関越道が通ってたのね。
そういえば里からも見えてました。

山麓へ台地
登り切ったところに広がる赤城山麓の台地。
おおースゲェグッド(上向き矢印)
灌漑用水が整った現代だから肥沃な大地ですがその昔は何も採れなさそうではある。
しかしここ、微妙に道が登っているので平地歩きのようにはいかず炎天下も相まっていい汗かきました。
水分補給しないと死ねますあせあせ(飛び散る汗)
この頃になると榛名山や子持山方面はガスっててやっぱり「山じゃ無くて良かった」と現金な奴たらーっ(汗)

分岐
9時20分にちょっとしたコース違いに悩む。
コースガイドのマップだと左に行くところ指導標は右へ行く指示。
標識の朽ち具合からコース変更は結構昔にされたみたいですが、相変わらず群馬マップは当てにならない。
とりあえず旧コースがどうなってるか見に行ってみました。

旧道旧道元分岐
細道を少し下った所から右に行ける道があるはずなんですがごらんの有様。
ここから灌漑用の溜め池に抜けられるはずなのですが……一応グーグルマップでは道扱いでした。
行こうと思えば行けそうな感じなので少し踏み込みましたが、完全に草木に覆われていて藪こき状態なのと害獣駆除の罠とかあったら怖いので旧コースは諦めました。

溜池溜池側旧道
一応元コースに合流した時点で少し戻って溜め池側からどうなっているかも確認してみました。
溜め池と畑への通用道は残ってましたが、その先はやはり完全に藪状態でした。
冬枯れの季節なら少しは行けたのだろうか?
残念。

山道山道2
溜め池近くの十字路を上り方向に少し歩くと長かった上り坂が終わって下り坂に変わりました。
しかしこの道、車がほとんど通らないようでアスファルトを覆うように雑草だらけ。
北面のせいか湧き水で濡れたところは苔で滑るし非常に歩きにくい。
つまらない所で転んでも恥ずかしいだけですな。

山道3深山地区
最後の最後で薄暗い山道を抜けて深山地区に入っていきます。
普通の舗装道路なのに山奥感が凄い。

里に出てすぐバス停なのですが、その手間で金山宮なるお宮の案内が出てました。
沢のすぐ向こうに見えてるし行ってみようか悩む。
バスの発車まで20分ほどあるし炎天下でバスを待ってても芸が無いので寄り道してみました。

噴水
行く途中に岩から水が吹き出てる……
上流の清水を引いて吹き出させてるだけのようですが暑かったので助かりました。
飲料は不可とありましたが顔を洗えるだけでも有り難い。

金山宮参道金山宮
お宮は1分程の所にあり階段を登って本社まで行きましたが、さらに奥に奥宮があるようで階段が続いてました。
バスの都合でさすがに行きませんでしたがどこまで続いてたんだろう。

バス停バス停より赤城山方面
10時30分に無事深山バス停に到着。
次回はここから赤城山に登ることになるわけですな。
赤城山見えないんですが……次回コースは長そう…

バス社内
帰りのバスはコミュニティーバスではなくて普通に関越交通のバスですがワンボックスタイプ。
路線規模に合わせて小さいものなのでしょうが装備は一式ついてて機能的なバスでした。
閑散地区の路線バスの有りようとしては正しいような気がしますね。
しかしこのバスを逃すと次は13時という……今回は早帰り前提の結構キツめの行程なのでした。

地元の人くらいしか使わない路線なのでお前は誰だ状態たらーっ(汗)
当然乗ってくる人同士は知り合いで「温泉行くの?」「おう、それくらいしか行くところ無いよ」……なんとなく悲しい会話。

ユートピア赤城銭湯
帰りはバスでユートピア赤城まで足を伸ばしてお風呂に入ってきました。
前回は右の銭湯設備の方に行ってしまい「えらくショボい温泉施設だなぁ」と思ってたらその裏の大きな建物がプール付きの温泉設備だったという。
でも銭湯の方が100円くらい安かったかな?
設備差に見合わないけどw

上越線上越線2
敷島駅からの帰りの電車は久しぶりにこの色の電車に乗りました。
まだ走ってたことにちょっと感動。
手で開く扉がまた懐かしい。
子供の頃に上野から長岡までこの電車で乗り鉄した思い出が。
あの頃は長距離の普通電車があって良かったなぁ。

さて次回続けると赤城山をガチ登山なコースになるのですが、夏場は暑いし見晴らし良くないしなので少し涼しくなるまで待ちですね。
どうせ行くならマジ登山コースに行きたいし。
その前に夏の祭典とか色々やることあるわ。
あ、墓参りも……

—【参考メモ】—
<秋葉原からの足電車
秋葉原
5:05 京浜東北線(大宮行) 5:09
上野
5:13 高崎線(高崎行) 6:55
高崎
7:12 上越線(水上行) 7:44
敷島

<帰りのお風呂いい気分(温泉)
敷島駅から10分ほどの所に「ユートピア赤城」が有ります。
深山からのバスも直通で行く便があるのでその場合は「ユートピア赤城」バス停下車が至便です。

<山バッジ>
今回はありません。

<今回の歩行マップ>
歩行マップ