山はいい(御嶽山から坂東24番札所へのみち(茨城県No.7))

投稿者: | 2019年11月17日

週末ウォーキング。
「山に行きたいなぁ」と思ったらちょど「関東ふれあいのみち」が山の回だった。
結局今回はいつもの歩きです。

ところがこの日はいきなりトラブル。
品川駅の工事の関係で、始発から山手線が運休なのは知ってたし京浜東北線も臨時ダイヤだったんだけど、なんかトラブって電車止まってる……上野に行きたいだけなんだけど。
上野駅から予定の電車に乗れそうもないし、とりあえず日比谷線で上野まで行くことにする。
調べたら日比谷線-東武スカイツリーラインで久喜まで出ても到着変わらないし、そっちの方が運賃が安いので急遽ルート変更と相成りました。
結局当初予定より30分遅れの8時10分に岩瀬駅に到着。
予定だとコース標準タイムより30分縮めないとバスに乗れないのよねぇ。
この時点で更に30分縮めないと。

191116_01.jpg踏切
岩瀬駅スタートですが踏切を渡って初めて大環状線の内側に入ります。
ちなみに大環状線っていうのは、JRの相模線-八高線-両毛線-水戸線を結んだ関東外周部の路線のことで、自分の勝手な定義です。
高尾をスタートして初めてこの内側に入ったんですよねぇ。
感慨深い。
それとスタート直後のルートが茨城県のマップだと本来ルートと違います。
正式には駅からすぐ線路沿いに歩くのが正しい。

アプローチ登山口
とりあえず最初は登山口までの歩き。
同じ電車から降りた数組の人が同じ方向に向かってますが、多分縦走の方々ですな。
時間さえあれば筑波山まで行ける上級コースなのですが、それを4分割して関東ふれあいの道なんですよね。
余計な歩きを除けば、そんな難しいコースではないのだけれど体力勝負。

登り始め修行場
登り始めてすぐに不思議スポット。
どうも滝行の修行場らしい。
やっぱり修験道の山なのね。

登山道富谷山方面
久しぶりの山登りですが、道が緩やかなので非常に登りやすい。
さらにビュースポットが多いのも今回のルートの特徴でしょうか。
中腹の休憩所からの富谷山も良かった。

紅葉登山道2
標高が低いので一部紅葉し始めた程度でしたが、紅葉スポットもあってなかなか。
今くらいの季節の歩きは涼しくて一番好きです。

階段山頂
最後に階段を一気に登って9時20分に山頂到着。
この時点で当初計画よりちょっと遅れた程度。
山頂で早めのお昼休憩を一時間作ってたので、実質取り返した感じですね。
まあ、このペースならあと30分確保するのは余裕だし、予定通りここでお昼とする。

カレー珈琲
今回はふるさと納税で貰ったレトルトカレーと、食後の珈琲付きのフルコース。
涼しくなると山での珈琲が楽しみとなりますな。

筑波山方面桜川市街方面
季節的なものかもしれませんが、人が全然いなくて、食事をしながらこの景色を一人満喫してました。
少し霞がかってますが、筑波山や麓の町が綺麗に見えました。
次回以降、筑波山までのこの縦走路を歩くのね。

分岐点
小一時間山頂を楽しんで、次に進みます。
山頂から少し歩くと次のコースに続く尾根道と麓に向かう共通路との分岐に出ます。
つまり、次回は同じ道をここまで登って来いという訳ですな。
面倒くさい。

途中雨引観音に向かう道が分岐してますが、下山方向に向かうのがルート。
その辺りの案内が無いので相変わらず茨城県ルートは分かりづらい。
さらに今回の下山コースは国土地理院地図にも出ていないので、最初悩みました。
予めGPSでルート作ったから悩まず歩けたけど、マップだけだと不安になるわ。

参道入口駐車場へ
下山すると写真奥のミラーの所に出るんですが、現地コース案内は車道を上るように左に曲がれの指示。
本来は右に少し下って階段を上るのがルート。
車道を上っても雨引観音には行けるので間違いではないけどなんか違くない?
階段を上ると、雨引観音の駐車場の所に出ます。

雨引観音参道
ルート的には雨引観音は無視してそのまま道を歩いても良いのですが、せっかくなので寄り道してきました。
下った分だけ上るw
山中で分岐した短絡ルートを歩きたくなる気持ちは分かる。

雨引観音雨引観音
前回の富谷観音と違って雨引観音は人が多い。
さすが有名な札所といったところでしょうか?
本堂の護摩法要の案内音声が聞こえて「~でござる」とか言ってるのが面白い。
やっぱり修験道のお寺だなぁ。
境内のお店でお土産買ったり、格好が登山装備で浮いてましたがなかなか面白い場所でした。

林道下山道入口
バスまで1時間になったので慌てて本来ルートに戻って下山開始。
残り2.5kmだから1時間あれば大丈夫なはず。
反対の道路と違ってこちらの林道は舗装されてるけど車が皆無。
さらに地理院地図に無い道を下るのが指定。
また山道に入ります。

下山道下山道2
雨引山の道はハイキングコースとしても使われるのでいい感じでしたが、こちらはなんとなく人通りが少なそう。
指導標とかは新しかったので整備はされてるんでしょうけど、間伐の枝とかが道にそのままだから実に歩きづらい。
案内はしっかりしてるので迷うことはないんですけどねぇ。

雨引千勝神社舗装道
雨引千勝神社のすぐ近くに下りてそこからは舗装道路になったので、後はなんとかなりそう。
最悪25分後のつくば方面行きのバスに乗っても帰れるし。

191116_30.jpg
下りきって振り返ると山の中腹に寺院が見えました。
さらにあの上の頂きが雨引山なのね。

雨引休憩所
11時半に無事ゴールの雨引休憩所に到着。
慌てた割にバスの30分前に着いて一安心。
今はサイクリング道路の休憩所扱いですが、元関東鉄道筑波線の雨引駅です。
両側のホーム跡が当時を偲ばせますが、廃線跡はサイクリング道路で転用の仕方としては面白いですね。

元踏切バス停
元踏切まで歩いてすぐ近くのバス停から帰ってきました。
鉄道廃止後しばらくは、桜川市に鉄道もバスも無くて完全に陸の孤島だったんですが、このバス路線が出来たおかげで非常に助かります。
高尾から始めた当時はバス路線がなくてどうしようかと悩んだ記憶がありますが、実験運行を経ていまは営業してるという、個人的に思い出深い路線なのです(使ったの今回が初めてだけどw

実のところ、このバス停にこだわらなければ少し歩いた所に別の路線もあるので、1時間に1本程度の足が確保されます。
反対向きのつくば経由でも東京に帰れるので時間に追われるのが嫌ならそれもアリかと。
ちなみにこのバス停の次の岩瀬駅行きは3時間後の15時、つくば行きは25分後。

路線バス
ということで無事岩瀬駅に戻りました。
コースが短いのでお昼に終わってしまいましたが、次は長いから連続で歩けないので仕方ない。

次回はまたあそこまで登って続きを歩くロングコース。
特に荒れた下の道が悩ましいので、雨引観音までバス路線を使うか別道でパスする予定です。

—【参考メモ】—
<秋葉原からの足電車
秋葉原
5:48 メトロ日比谷線(北越谷行) 5:59
北千住
6:06 東武スカイツリーライン区間急行(館林行) 6:43
久喜
6:55 宇都宮線(宇都宮行) 7:24
小山
7:33 水戸線(勝田行) 8:12
岩瀬

<帰りのお風呂いい気分(温泉)
今回は適当なお風呂がありません。

<山バッジ>
雨引観音の土産物屋で雨引観音のバッジがありましたが、山のバッジはありませんでした。

<今回の歩行マップ>
歩行マップ